平成27年度(第47回)社会保険労務士試験概要
願書受付期間 平成27年4月13日(月)〜5月31日(日)〔消印有効〕
試験日 8月23日(日)
択一式:着席時間:9時 試験時間:210分(9:30〜13:00)
選択式:着席時間:14時 試験時間:80分(14:30〜15:50)
試験科目
試験科目 択一式 選択式
労働基準法及び労働安全衛生法 10問(10点) 1問(5点)
労働者災害補償保険法
(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
10問(10点) 1問(5点)
雇用保険法
(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
10問(10点) 1問(5点)
労務管理その他の労働に関する一般常識 10問(10点) 1問(5点)
社会保険に関する一般常識 1問(5点)
健康保険法 10問(10点) 1問(5点)
厚生年金保険法 10問(10点) 1問(5点)
国民年金法 10問(10点) 1問(5点)
合計 70問(70点) 8問(40点)
合格発表日 11月6日(金)
受験手数料 9,000円(払込手数料130円)
受験地 北海道、岩手、宮城、山形、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、香川、福岡、熊本、沖縄
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◆社会保険労務士試験 合格基準・配点・合格ライン

社会保険労務士試験は相対的な評価方式に基づき採点している相対試験です。

毎年合格ラインである合格基準点が変動します。


社労士試験には選択式試験、択一式試験に分かれますが、双方共、各科目に足きり点である合格ラインが設定されるため、 どれか得意科目を作り、不得意科目を引っ張るというよりは、苦手科目を作らない戦略が必要になります。

なぜならば、いくら総得点を超えた点数を取ったとしても、特定の科目の点数が合格基準条件を下回った場合不合格となるからです。


◆合格基準

合格基準は試験難易度に差異が生じると補正されます。

選択式、択一式、それぞれ合格ラインが公表されています。


過去の社労士試験の合格基準・合格ライン推移
年度・回 試験方式 合格基準
第44回
平成24年度
(2012年)
選択式 総得点26点以上かつ各科目3点以上
(ただし、厚生年金保険法は2点以上)
択一式 総得点46点以上かつ各科目4点以上
第43回
平成23年度
(2011年)
選択式 総得点23点以上かつ各科目3点以上
(ただし、労働基準法及び労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、社会保険に関する一般常識、厚生年金保険法及び国民年金法は2点以上)
択一式 総得点46点以上かつ各科目4点以上
第42回
平成22年度
(2010年)
選択式 総得点23点以上かつ各科目3点以上
(ただし、健康保険法、厚生年金保険法、社会保険に関する一般常識は2点以上、国民年金法は1点以上)
択一式 総得点48点以上かつ各科目4点以上
第41回
平成21年度
(2009年)
選択式 総得点25点以上かつ各科目3点以上
(ただし、労働基準法及び労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、厚生年金保険法は2点以上)
択一式 総得点44点以上かつ各科目4点以上
第40回
平成20年度
(2008年)
選択式 総得点25点以上かつ各科目3点以上
(ただし、健康保険法は1点以上、厚生年金保険法および国民年金法は2点以上)
択一式 総得点48点以上かつ各科目4点以上
第39回
平成19年度
(2007年)
選択式 総得点28点以上かつ各科目3点以上
択一式 総得点44点以上かつ各科目4点以上
第38回
平成18年度
(2006年)
選択式 総得点22点以上かつ各科目3点以上
(ただし、労働基準法及び労働安全衛生法、労災保険法、雇用保険法、社会保険に関する一般常識、厚生年金保険法は2点以上)
択一式 総得点41点以上かつ各科目4点以上
(ただし、労働基準法及び労働安全衛生法、一般常識は3点以上)
第37回
平成17年度
(2005年)
選択式 総得点28点以上かつ各科目3点以上
(ただし、労働基準法及び労働安全衛生法は2点以上)
択一式 総得点43点以上かつ各科目4点以上
第36回
平成16年度
(2004年)
選択式 総得点27点以上かつ各科目3点以上
(ただし健康保険法は1点以上)
択一式 総得点42点以上かつ各科目4点以上
(ただし、健康保険法、厚生年金保険法及び国民年金法は3点以上)
第35回
平成15年度
(2003年)
選択式 総得点28点以上かつ各科目3点以上
(ただし、労務管理その他の労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識、厚生年金保険、国民年金法は2点以上)
択一式 総得点44点以上かつ各科目4点以上
(ただし、労働基準法及び労働安全衛生法、厚生年金保険法は3点以上)
第34回
平成14年度
(2002年)
選択式 総得点28点以上かつ各科目3点以上
(ただし、労働基準法及び労働安全衛生法は2点以上)
択一式 総得点44点以上かつ各科目4点以上
第33回
平成13年度
(2001年)
選択式 総得点26点以上かつ各科目3点以上
(ただし、労働基準法及び労働安全衛生法、厚生年金保険法、国民年金法は2点以上)
択一式 総得点45点以上かつ各科目4点以上

上記の合格基準の推移を見ると、
選択式試験では28,9点以上(各科目3点以上)
択一式試験では45点以上(各科目4点以上)
取ればここ数年は合格ということになってます。

したがってこの点数を取るように試験勉強する戦略を立てる必要があります。


●選択式試験合格基準推移
社会保険労務士試験選択式試験合格基準推移
年度 点数
2012年 26点
2011年 23点
2010年 23点
2009年 25点
2008年 25点
2007年 28点
2006年 22点
2005年 28点
2004年 27点
2003年 28点
2002年 28点
2001年 26点

●択一式試験合格基準推移
社会保険労務士試験択一式試験合格基準推移
年度 点数
2012年 46点
2011年 46点
2010年 48点
2009年 44点
2008年 48点
2007年 44点
2006年 41点
2005年 43点
2004年 42点
2003年 44点
2002年 44点
2001年 45点

◆配点

社労士試験の配点としては、毎年以下のような内容となっています。

  • 選択式試験は、各問1点とし、1科目5点満点、合計40点満点とする。
  • 択一式試験は、各問1点とし、1科目10点満点、合計70点満点とする。
社労士試験科目の配点
試験科目 選択式8科目配点 択一式7科目配点
労働基準法及び労働安全衛生法 1問 (5点) 10問 (10点)
労働者災害補償保険法
(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む)
1問 (5点) 10問 (10点)
雇用保険法
(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む)
1問 (5点) 10問 (10点)
健康保険法 1問 (5点) 10問 (10点)
厚生年金保険法 1問 (5点) 10問 (10点)
国民年金法 1問 (5点) 10問 (10点)
労務管理その他の労働に関する一般常識 1問 (5点) 10問 (10点)
社会保険に関する一般常識 1問 (5点)
合 計 8問 (40点) 70問 (70点)

「労働保険の保険料の徴収等に関する法律」ですが、択一式試験では、
「労働者災害補償保険法」、「雇用保険法」科目では10問中3問出題されます。

選択式試験では、出題はありません。


◆合格点割合

上記のとおり、社会保険労務士試験の満点は選択式試験で40点満点、択一式で70点満点です。

合格基準点を満点で割ると、それぞれの年に何割得点すれば合格するのか、
何割取らないと合格できないのかがわかります。


●選択式試験合格点割合推移
社会保険労務士試験選択式試験合格点割合推移
年度 割合
2012年 65%
2011年 57.5%
2010年 57.5%
2009年 62.5%
2008年 62.5%
2007年 70%
2006年 55%
2005年 70%
2004年 67.5%
2003年 70%
2002年 70%
2001年 65%

●択一式試験合格点割合推移
社会保険労務士試験択一式試験合格点割合推移
年度 割合
2012年 65.7%
2011年 65.7%
2010年 68.6%
2009年 62.8%
2008年 68.5%
2007年 62.8%
2006年 58.5%
2005年 61.4%
2004年 60%
2003年 62.8%
2002年 62.8%
2001年 64.2%

選択式試験も択一式試験も7割取れれば合格できる試験のようです。

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